ダイエットの世界で最も強固な常識。それは:

摂取カロリー − 消費カロリー = 体重の変化

中学校の家庭科でも、流行の食事アプリでも、フィットネスのコーチでさえも、この公式を当然の前提にしています。

でも私(伊藤あずさ)は、長年のサポート経験から、こう断言します。

カロリー神話は、嘘です。

同じ500kcalで、結果がまったく違う

たとえば、サラダ500kcalと、ポテチ500kcal。

数式の上では同じカロリー。だから「太り方」も同じになるはず。

…本当にそうでしょうか?

ポテチ500kcalは、だいたい一袋。一方、サラダで500kcalを食べようと思ったら、お皿に山盛りのドレッシング込みの量になります。

そして体への入り方も、まったく違う。

ポテチ:油・脂質が中心。胃で素早く吸収される。
サラダ:水分・繊維が中心。胃を膨らませ、消化に時間がかかるが、栄養としての吸収量は少ない。

カロリーは同じでも、消化に必要なエネルギー(消費カロリー)も、栄養としての貢献も、まったく違うのです。

1930年代に証明されていた事実

実は、カロリー神話の崩壊は新説ではありません。

1930年代のアメリカの研究で、すでに「カロリー計算では人の体重変化を説明しきれない」ことが示されているのです。

でも、なぜか世間に出てこない。
ダイエット業界には、カロリー計算を売る方が都合がいい人たちがたくさんいるからかもしれません。

ファストフードで、痩せる

たとえば、こんな話があります。

私(伊藤あずさ)の生徒さんで、マクドナルドやケンタッキーを食べて痩せた方がいます。

「えっ、ファストフードって太るんじゃないの?」
皆さんびっくりされます。

でも、ハンバーガーもチキンも、動物性タンパク質が豊富です。タンパク質を分解するには、体は大きなエネルギーを使います。

つまり、入ってくるカロリーは確かに大きい。でも、分解と吸収にかかる消費カロリーも大きい。だから結果的に痩せる。

野菜だと、入ってくるカロリーは少ないけれど、消化エネルギーも少ない。だから熱量が起こらず、痩せにくい。

これが、カロリーだけでは説明できない、体の本当のメカニズムです。

「美味しいコーンスープ vs 低カロリーのコーンスープ」

スーパーやコンビニで、こんなことしていませんか?

濃厚で美味しい方のコーンスープと、低カロリーで「シャビシャビ」の方のコーンスープ。
カロリーは10〜20kcalしか違わないのに、低カロリーの方を選んでいる。

そして、人生の楽しみが、また一つ削られる。

10〜20kcalの差で、痩せ方は変わりません。
美味しい方を選んでください。それが、ダイエットを一生続けるコツです。

「カロリー」は、もう手放していい

13年、2,500人以上をサポートしてきた経験から言います。

カロリーを真剣に計算してきた方ほど、痩せていない傾向があります。
そして、計算をやめた瞬間、体が動き始めることが多い。

数字を追うのではなく、体が今何を必要としているかを聞いてあげる。それが、五色ダイエットの入り口です。

カロリー計算、もう手放してみませんか?