「ダイエット中だから、量を減らさないと」
「お腹が空いても我慢」
「夜は抜くのが正解」

そう思って、頑張ってきた方へ。

「食べていないのに痩せない」謎

私のサポートに来る方の中には、こんな方が結構いらっしゃいます。

「もう食べていないのに、痩せないんです」
「1日2食、ときどき1食。なのに体重が動かない」

不思議に思われるかもしれません。でも、これは理にかなった現象です。

体は、食べ物が入ってこないと「飢餓モード」に入ります。
入ってきた少ないエネルギーを、できるだけ脂肪として溜め込もうとする。

つまり、食べないと、太りやすい体になるのです。

30代後半・マキさんの話

身長155cmのマキさん(30代後半)。

仕事が変わってから生活リズムが乱れ、気づけばご家族で一番重い体重に。

食事は1日1食のときも。「食べないのが一番」と思いながらも、お菓子はやめられない。

ご主人が買ってくるポテチを、ついつい。

罪悪感だけが、毎日積み重なっていきました。

私の提案は「とにかく食べて」

マキさんに、私はこう伝えました。

「今より食べてください。3食、しっかり」

マキさんは混乱しました。

「えっ、痩せたいのに食べるんですか?」

そうです。3食食べて、代謝を上げるところから始めます。
バランスの調整は、その後で。

ただし、毎日の体重計には乗らないこと。乗ると、減っていない日に心が折れるから。週1回の体重測定にしました。

1食 → 3食。半年でマイナス10kg

結果は、こうでした。

1日1食 → 1日3食に増やしたのに、半年で体重マイナス10kg

マキさんはこう言いました。

「人生で初めて、痩せられた。しかも、健康的に」

体は、ちゃんと食べ物が入ってくると、「もう溜め込まなくていい」と判断します。代謝が上がり、体は燃えるモードに切り替わります。

「食事量を増やして痩せる」という発想

「摂取カロリーが消費カロリーを上回ると太る」
これは、ある面では正しい数学です。

でも、人の体はそんなに単純ではありません。
「食べる量」ではなく、「何を、どう、いつ食べるか」が大切なのです。

五色ダイエットでは、お一人おひとりの食事を見せていただいて、増やす提案をすることもよくあります。

「えっ、こんなに食べていいんですか?」と驚かれます。
そして、食べていただくと、痩せるのです。

「食事量を減らさなければ」という固定観念を、まず疑ってみてください。

そこから、新しい景色が見えてきます。